西洋占星術

12星座

12星座の特徴を、簡単にご紹介

おひつじ座

いきおいがよく、とてもアグレッシブ、チャレンジ精神旺盛な星座です。何かを新しくはじめるには、このおひつじ座のパワーが役立ちます。前例や伝統にこだわらず、とりあえず行動してみます。だから失敗も多い。でも、あっけらかんとして、また走り出す。気づいたら、もう行動していた、なんて感じです。ただ持続力がなく、中身が伴わないという難点があります。でも、なんか憎めないのがおひつじ座です。

おうし座

見る、聞く、味わう、嗅ぐ、触れるなどの五感に関係の深い星座です。物事の判断は、自分の五感を使って、じっくりゆっくり行います。そして確実に自分のものにしていくのです。そのため、芸術的才能や美的感覚にすぐれた人がたくさんいます。ただ自分の価値観や感覚を譲歩するのはぜったいイヤ。自分が得たものは、ぜったい離さない。だから頑固者といわれることもしばしば。でも、それだけ時間と労力を使って獲得してきたからなのでしょう。

ふたご座

頭の回転が速く、常に新しいことに興味シンシン、流行に敏感で、それをすぐに取り入れてなくては気がすまない星座です。つねにアンテナを張っているわけです。興味の対象もさまざま。あっちかと思えば、こっち。はたから見るとコロコロ気が変わる軽い人、と見られがちです。でもふたご座にとって、それは同じコインの表と裏、同じ軸のこっちとあっち(プラスとマイナス)だったりします。そう、ふたごの意味はそういうことなんです。

かに座

母性の星として有名な星座です。自分の身内と認めた相手には、愛をもって献身的につくします。ところが自分の外にいる人に対しては、けっこう冷たかったりします。さらに自分の身内に害を及ぼすかもしれない敵に対しては、攻撃的になります。身内を守るため、闘います。自分を犠牲にすらします。子供を守るためなら自分の命は惜しくない、という母の姿なのでしょう。ただ優しいだけではなく強さを持っているのがかに座です。

しし座

自分の中の夢や情熱を、ドラマティックに表現したい星座です。たとえそんな風に見えないしし座でも、心の中では情熱の炎がメラメラ燃えているのです。みんなの前でスポットライトを浴びていたいしし座ですが、逆光で観客が見えにくいように、人がどう思っているかを客観的に見るのは苦手。ひとりよがりになることもしばしばあります。でも純粋で少年のような心を持っているしし座ゆえなのです。

おとめ座

まじめで几帳面、細かいことに注意がいき、有能に仕事をこなす星座です。分析能力にすぐれ、状況に合わせて何が必要かを的確に判断します。また、おとめ座は人からみて「きちんとしている」と思われたいという願望があります。そのために自分にきびしく努力します。ただ自分の守備範囲を超えると、どうしていいかわからなくなり、あきらめてしまうことも。よくたとえられるのですが、自分の家はきれいにし、ゴミを外に出す。でも外に出したゴミの最終責任までは持てない。とりあえず自分の家はきれいにする、というスタンス。でも仕事場や何かを具現化していくには、なくてはならない存在です。

てんびん座

積極的に他者と関係を作っていく星座です。その中で自分と他者とのバランスが重要なポイントになります。そのためバランス感覚にすぐれ、センスがよく社交的な星座といわれます。しかし、他者の中に自分の姿を投影しすぎ自分を見失なったり、多くの関係を作りたいため八方美人と思われてしまうこともあります。これも、他者との中で葛藤し成長していくという使命を持っているためでしょう。ただし、他者の深い所まで知ることができない、理解が浅いのがてんびん座。

さそり座

人や物事に対して、深く関わりを持っていく星座です。関わり方も徹底的に行います。そしてより深く入っていくことで、自分自身を根本的に変容させてしまうのです。情も深く、一度結んだ関係はぜったいに離しません。そのため執着とか執念深いというイメージを持たれます。しかし、一つのことを追求していく力は、さそり座が一番。研究や何かを極めるといったことは、さそり座にはかないません。

いて座

明朗・活発、自由を愛し、理想に向かっていく星座です。好奇心が旺盛で、いろんなことを知りたい、やってみたいと思っています。また、思想・哲学・精神など抽象的なことに興味を持ち、真理を追究することに価値を置いています。しかし理想ばかりを求めると、現実が伴わず中身のない軽い人と見られてしまうことに。また、手を広げすぎると、収集がつかないことにもなります。でもいて座はそんなことに負けません。あくまでも理想を追求していく気高い精神の持ち主なのです。

やぎ座

現実的で真面目、コツコツ何かをやりとげる星座です。社会に認められたい、役立つことをしたいという願望が根底にあります。だから常識的。休みなく働き、結果を出そうとします。常に社会に貢献しようとします。ただ公的な面が行き過ぎると、個人の個性を無視することになり、冷たい社会の歯車的人間になってしまいます。でも決してやぎ座に情がないわけではありません。これがやぎ座の愛情表現かもしれません。

みずがめ座

クールで都会的、型にはまったものから抜け出し、自分流を打ち出していく星座です。反骨精神が旺盛で、完成された社会の枠を見直したり、時には壊したりする改革・革命の星です。自分の考え方や思想をしっかり持ち、一度決めたら絶対曲げず貫き通す意志の強さを持っています。ただ行き過ぎると、融通が効かなくなり余裕がなくなってしまいます。しかしこの不動の精神こそが、社会をより良くしようと改革してきたのでしょう。

うお座

繊細で優しくロマンティック、でも何を考えているかよくわからない、といわれる星座です。俗にいう「ふしぎちゃん」とは、うお座にぴったりの言葉です。これは、世の中からはみ出た物、忘れ去られたもの、取り残されたものを受け入れるという姿勢からなのです。それも情を持って、犠牲心やボランティア精神を持って救い上げようとします。このエネルギーをうまく使えないと、自分が社会や人間関係からはみ出してしまうことに。しかし、一般人の理解を超えた愛の持ち主なのかもしれません。

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