紫微斗数
紫微斗数は、あなたの生まれた年・月・日・刻(時間)をもとに、架空の星を紫微斗数の盤に配置していきます。
紫微斗数の盤には、命宮・父母宮・兄弟宮・夫妻宮・子女宮・財帛宮・疾厄宮・遷移宮・奴僕宮・官禄宮・田宅宮・福徳宮といった12の宮(部屋)があり、紫微斗数で使われるさまざまな星が、これらの宮のどこかに配置されます。星が各宮(部屋)に配置されるという点は、西洋占星術に似ています。しかし、西洋占星術は実際の天体、紫微斗数は架空の星です。
宮の名前を見ていただけるとわかると思いますが、これらの事柄について見ていくことができます。また、10年単位、1年単位、1か月単位の運(行運)を見ることができます。
四柱推命と紫微斗数は命の双璧
四柱推命と紫微斗数は命の双璧と呼ばれています。
四柱推命はあなたの外的な面…仕事運・出世運など、あなたの社会での評価、成敗、吉凶を見るのにすぐれています。
紫微斗数はあなたの内的な面…精神面や家族・家庭運を見るのにすぐれています。
四柱推命と紫微斗数は、得意とする分野が違うので、両方を総合して見ることによって、あなたの全体像が見えてきます。
たとえば、仕事運について、四柱推命では吉、紫微斗数では凶となっていたとしましょう。なんだ、ぜんぜん別の結果、当たらないのね~
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
これをどう見るか?外的な面を見るのにすぐれている四柱推命で、仕事運が吉ということは、
実際に仕事がうまくいっていて、出世もするだろうし、また責任あるポジションについているかもしれません。
そう、他人から見ると仕事で成功している人に見えるのです。
ところが、内的な面をみるのにすぐれている紫微斗数で、仕事運が凶ということは、いくら仕事が成功しているからといっても、精神的には満足していない、満たされないとか、がむしゃらに働きすぎて余裕がなく身も心も疲れきっているとか。
もっと具体的に、、、金運について四柱推命では吉、紫微斗数では凶となっていたとしましょう。
四柱推命で、仕事運が吉ということは、実際に収入があるのでしょう。まわりの人から見ても高給取り。
しかし紫微斗数では凶ということは、
実際に収入があっても、すべて家に入れていて、
自分で自由に使えるお金はほとんどない、
そのために自分自身も窮屈な思いをしているかもしれません。
金運が、四柱推命では凶、紫微斗数では吉となっていたとしましょう。
四柱推命で、仕事運が凶ということは、実際に収入があまりない。しかし紫微斗数では吉ということは、収入が少なくても、自分で自由に使えるお金がたくさんあり、たとえ客観的に収入が少なくても満足しているのかもしれません。