基本の話

六十干支

十干
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸

十二支
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

十干と十二支、それぞれからひとつずつとって、組み合わせを作っていくと、

甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳 庚午 辛未 壬申 癸酉
戌  亥

戌と亥は、あまってしまいました。10種類と12種類だから、当然ですよね。そこで、十干の方は最初に戻って、

甲戌 乙亥 丙子 …

十二支が最初に戻って、 丁丑 ・・・・・ これを繰り返していくと、最後は癸亥。すると、最初の甲子に戻るわけです。全部で60種類の組み合わせがある、これが干支(かんし)です。 六十干支とも言います。

干支は順番に進んでいき、毎年毎年の干支が決まってます。 たとえば平成22年は庚寅の年、 来年(平成23年)はその次の辛卯の年 という具合に。

で、60年経つと一巡して、もとに戻ります。そう、これが「還暦」
60年経つと、自分が生まれた干支に戻るわけです。暦を一周した、ということです。

毎年の干支があるように、毎月、毎日、毎刻(2時間ごと)の干支があります。六十干支、順番にすすんでいきます。 四柱推命や紫微斗数は、年、月、日、刻、それぞれの干支をもとに見ていきます。

さて、干支(えと)というのは、正確には十干も含めてのことなのです。日本では、簡略化され十二支だけを言っているようです。

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