末端の冷え改善対策

末端の冷えを改善するには、 末端の血行を良くし、毛細血管を増やすこと。 毛細血管が増えれば、さらに血流も増え循環が良くなります。

1.全身運動

まず血行を良くするためには、全身運動が大切。 ウォーキングや有酸素運動(エアロビクス)など、自分の好みのものでOK。

あえて運動をする時間がない方は、 日常生活の中で、なるべく身体を動かす。 ひと駅歩くとか(最近流行っているそうですね) 必ず階段を使うとか。 全身の筋肉を動かし、血液が末端まで行き渡るようにします。 血液は全身を廻っているものですから、末端だけ動かしていても、 なかなか血流が良くならないのです。

2.温めてからマッサージ、そして保温

よく、温めてもすぐに冷えてしまうという話を聞きます。 冷えの強い方は、温めただけでは、なかなか血流が良くならないのです。 また、冷え切った状態でマッサージやお灸をしても、なかなか温まりません。

ですから、温まった状態でマッサージやツボ刺激、お灸などを行いましょう。 この時、足の指、手の指の末端まで刺激をします。 また、部屋も必ず温かい状態で行ってください。

そして靴下を履いたりして保温をして下さい。 末端の冷えの強い方は、家にいる時、寝る時でも、靴下を履いた方が良いかと思います。 保温~温かさを逃がさない工夫も大切ですね。

3.足先の冷え改善ケアーの例をご紹介

①お風呂をやや熱めに入れ、浴槽のへりに座って足浴。 この時、足以外は冷えないよう何か着ていましょう。

②足がある程度温まったら、足首体操:ポイント-フレックスを 足をお湯につけたまま行います。 この時、片足ずつやった方が、状態が安定します。 (細いヘリに座っているので、ひっくり返らないよう気をつけてください(^_-)-☆)

③引き続き足をお湯につけたまま、足指のグーパーをします。 チョキもできる方はやりましょう。

~②③とも、休憩を入れながら適当な回数行ってください。~

④足先が十分温まったら、普通にお風呂に入ります。足浴時間の目安は10~20分。 もっとやってもOK!

⑤入浴中、湯船につかっている時に、足のマッサージ。 足の指先まで指圧して下さい。 ふくらはぎも、下から上へもみもみ。 この時マッサージをすることで手の指を使うので、手の循環にも効果有り!

⑥お風呂から上がってすぐに足が冷え出すという方は、 よく水分を拭いてから、この段階で靴下を履き、足を保温してください。 ふくらはぎも冷えないようにしましょう。

お風呂上がりは、水分が蒸発しやすい状態、 ということは、蒸発することで熱も奪われるのです。 冷え性の方は要注意!! 廊下やフローリングは冷えるので、靴下だけで足りない場合は、 スリッバなどを履きましょう。

⑦お風呂から上がって再び足のマッサージ。 フットローラーや竹ふみ、足裏刺激棒などを使用してもOK。

4.足の指先、手の指先にお灸

末端の冷えが強い方には、足の指先や手の指先にお灸をします。 冷え切った状態で行うのは、効果が低いので、 ホットパックや遠赤外線などで必ず温めてから行います。

せんねん灸はシールになっているので、 皆さんが家でもできるかと思います。 これも、全体を温めて血行を良くしてからの方が効果的。 運動のウォームアップと同じことですね~。

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